WANIMA・KENTA「ヒントが欲しいなと思って…」川谷絵音に“楽曲制作”の真剣相談!?
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、川谷絵音さん(indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、礼賛)とWANIMA・KENTAさん。ここではKENTAさんが、楽曲制作での“悩み”を川谷さんに相談する場面も!?
◆3ピースバンドの制作における悩み
KENTA:普段のライブとレコーディングで使う楽器って、使い分けていますか? 川谷:例えば、レコーディングのときにビンテージの楽器を使っても、ライブでは使わない、みたいなことはあるかもしれないですね。でも基本は(レコーディングで)使ったやつを(ライブでも)使っているかもしれないです。 KENTA:俺ら今まさに楽曲制作をしているところで、3人編成なんで今の課題として、ピアノの音やったり、民族の楽器やったり、あとはバイオリン、MPCプレイヤーでビートを叩く感じとか、それら(普段は使わない楽器)をどうやって、ギターとベース、ドラムの3ピースのなかでうまく出せるかっていうのを試行錯誤しとるんですけど……。 川谷:あぁ~。 KENTA:絵音くんやったら、どういう風にそれをやっていくかっていうヒントが欲しいなと思って、しかも同期(打ち込み音源)を使わずに。 川谷:“サポート(メンバー)を入れる”とかもしないでっていうことですか? KENTA:いまのところ(レコーディングで)サポートを入れちゃうと、それを(ライブのときに)3人でやっていけないかなって。 川谷:俺、ミューズっていう海外のバンドがすごく好きで。彼らも3ピースなんですけど、ボーカル・ギターが急にピアノを弾き始めたり、1人で何個も楽器を演奏するんですよ、そういうのもめっちゃかっこいいっすよね。 KENTA:1人でやる……。 川谷:あと(ほかのアーティストの)ライブとかを見ていて、“CD音源とかに入っている演奏を(ライブでは)やらない”っていうのも、逆にかっこよかったりするじゃないですか。音源ではピアノが入っているけど、ライブだと、まったくないのが逆にかっこいいみたいな。 KENTA:そうですね。 川谷:ライブの空気感を含めたら、そっちのほうが勢いがあったりするから。King Gnuとかのライブでも、同期っぽい音を生で演奏したりして、シンセの音とかも(音源とは)ちょっと違うけど、それも“生感があってかっこいい”みたいな。そういうのがいい気がするんですけどね。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)