年金生活なのですが、かわいい孫に「お菓子」をせがまれたら断れません。出費がかさみ生活が「ギリギリ」なのですが、なにか対策はありますか?
年金で生活している方のなかには、「支給額が少なくて生活がギリギリ……」と、お悩みの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、かわいい孫からお菓子をせがまれたら、ついつい買ってしまう方もいらっしゃるでしょう。 そこで今回は、お菓子にかける出費をおさえつつ、孫を喜ばせられる方法についてご紹介します。
孫への平均出費は年間10万円を超える
ソニー生命保険株式会社の「シニアの生活意識調査2023」によると、1年間で孫にかけるお金の平均は、10万8134円とのことです。2022年の調査結果と比べると、平均額は1万1279円減少となっていることから、続く物価上昇によって、節約意識が高まっていることが考えられます。 しかし、かわいい孫のためにとお金を使い過ぎてしまうと、生活が厳しくなってしまうおそれがあります。年金生活でやりくりできないと、家族に迷惑をかけてしまう可能性があるため、出費をおさえる工夫が必要といえるでしょう。
お菓子にかける費用を節約しながら孫を喜ばせる方法
生活がギリギリだとしても、孫の喜ぶ顔が見たいと考える祖父母の方は多いでしょう。そこでこの章では、お菓子にかける費用を節約しつつ、孫を喜ばせられる方法をご紹介します。 ■お菓子の福袋(お得な詰め合わせセット)を購入する お菓子は1個ずつバラバラに購入するよりも、まとめてセットになっている商品を購入するほうが費用を安くおさられることがあります。 スーパーにはもちろん、ネットショップでも、さまざまな種類の詰め合わせセットが販売されています。お菓子の種類は容量に応じて異なりますが、だいたい2000~3000円台で購入できるでしょう。 まとめて購入しておいて、孫が来たときに小出しにしてもよいですし、孫が何人もいる家庭では、小分けにして渡してもよさそうです。いろいろなお菓子を楽しめるため、孫も喜ぶことでしょう。 ■手作りお菓子を作る お菓子を手作りすることも方法のひとつです。 手作りと聞くと、材料費が高くなって、手間や時間がかかると考える方もいらっしゃるでしょう。しかしなかには、少ない材料で簡単に作れるお菓子もあります。例えば、ホットケーキミックスで作るカップケーキやスコーン、ヨーグルトを使って作る生チョコなどがおすすめです。 材料費を節約できるだけではなく、孫と一緒に作れる楽しみもあります。 ■ドラッグストアで購入する ドラッグストアでは、コンビニやスーパーと比べて、お菓子やジュースなどが安く売られていることがあります。 日用品の買い物で頻繁に利用するドラッグストアでポイントカードを作れば、そのポイントでお菓子を買えますので、お得に買い物できるでしょう。
節約しながらでも工夫次第で孫を喜ばせられる
孫についついお菓子を買ってしまうけれど、自分たちの生活もギリギリ……とお悩みの方は、今回ご紹介した方法を試してみましょう。普通にお菓子を買うよりも費用をおさえられるだけではなく、孫と楽しいひとときを過ごすきっかけ作りになるかもしれません。 出典 ソニー生命保険株式会社 シニアの生活意識調査2023 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部