ここ3年収穫なし 四万十川水系での養殖アオサノリの復活に向けた取り組みを報告【高知】
テレビ高知
四万十川水系での養殖アオサノリの復活に向けた取り組みが報告されました。網に胞子を定着させる“種付け”が終わり、ノリが芽吹いているのが確認されたということです。 【写真を見る】ここ3年収穫なし 四万十川水系での養殖アオサノリの復活に向けた取り組みを報告【高知】 高知県四万十市の四万十川の下流や支流の竹島川の下流ではアオサノリの養殖を行っていましたが、ここ3年は収穫がありせん。このため四万十川下流漁協は高知大学の専門家からアドバイスを受けながら、復活に向けて取り組んでいます。 今回の会議では養殖区域の川底を重機を使ってならすなどの環境整備を行ったことや、この秋、養殖用の網に胞子を定着させる“種付け”を行い、水温や塩分濃度などを細かく記録して、水の入れ替えなどを行ったことが報告されました。 種の胞子は地元の原種に加えて三重産と熊本産も取り寄せて種付けしていて、いずれも2~3ミリのノリが芽吹いているといいます。現在は、定着した網を川に出していて、12月からは本格的な養殖に入る予定です。漁協は、ノリが順調に育てば2025年2月の中ごろに収穫できると見込んでいます。
テレビ高知
【関連記事】
- “天国へのパスポート”になってしまった遺影 「迎えに行った娘の亡骸は冷たく…」修学旅行生ら28人が犠牲になった「上海列車事故」から36年
- 『娘の遺体は見ない方がいい』と言われた母は「会います」と答えた…被害者遺族の“生き方”と“願い”
- 母の手を振り払って“防空壕”から逃げた、8歳の少年 残った母と妹は、遺体となって河原に並んだ…400人以上が犠牲の“高知大空襲”から79年 87歳の男性が語るあの夜の出来事
- 20か所刺されて倒れていた娘…13年前 殺人事件で長女を失った父が社会に伝えたい、被害者への「寄り添い」
- “特捜戦隊デカレンジャー”デカブレイク役を襲った病、そしてデカピンクとの結婚と移住…放送から20年、6人の戦士が新作映画で再び集結