クイーンエリザベス2世カップ2024の見どころ・予想|海外オッズ1番人気はロマンチックウォリアー、本命はマッシヴソヴリン
日本時間28日、香港のシャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップ(G1/芝2000メートル)。世代交代が注目される香港勢に日本馬にも期待が高まる。 【動画】マッシヴソヴリン、プログノーシスがシャティン競馬場で調教
日本馬はプログノーシスら3頭が参戦
日本馬は昨年の同レースで2着に入ったプログノーシス、シャティンでは2戦していずれも3着以内のヒシイグアス、重賞2勝のノースブリッジが挑戦する。
香港勢の世代交代なるか
同レース2連覇中のロマンチックウォリアーが日本勢にとって大きな障壁となりそうだ。さらに、今年の香港ダービー(リステッド/芝2000m)を制したマッシヴソヴリンも強敵だ。6歳のロマンチックウォリアーはこの後の安田記念(G1/芝1600m)参戦を予定しており、どのようなレースを展開するか注目だ。アイルランドの名門エイダン・オブライエン厩舎から移籍してきた4歳のマッシヴソヴリンは、香港移籍3戦目で待望のG1初勝利を狙う。
海外ブックメーカー1番人気はロマンチックウォリアー
海外ブックメーカーの一つ、「ベストオッズ」のオッズを見てみると(日本時間27日13時30分時点)、1番人気はロマンチックウォリアーで2.5倍。差のない2番人気はプログノーシスが3倍で続き、3番人気にドバイオナーの8倍、4番人気がマッシヴソヴリンの9倍となっている。単勝10倍以下はこの4頭のみだ。
本命はマッシヴソヴリン
マッシヴソヴリンに一番重い印を打つ。香港移籍2戦目の香港ダービーでは、後方からの豪脚で一気に差し切る圧巻のパフォーマンスを見せた。ロマンチックウォリアーは強敵だが、2番枠発走を活かし香港中距離界の頂点を目指す。 対抗はロマンチックウォリアー。G1を6つ勝っている実力馬には逆らえない。シャティン競馬場の2000mでは8戦7勝2着1回と無類の強さを誇るだけに、あっさりと3連覇を達成するかもしれない。 3番手はプログノーシスを推す。昨年の同レースでは、残り150mからエンジンがかかりロマンチックウォリアーの2着に食い込んだ。金鯱賞(G2/芝2000m)を勝ってからの挑戦は、昨年と同じステップ。香港遠征3度目で待望のG1初制覇なるか。 以降は、コース適正があるヒシイグアス、前走ドバイターフ(G1/芝1800m)では人気薄ながら6着と健闘したストレートアロンの順番で印を打つ。 ◎マッシヴソヴリン 〇ロマンチックウォリアー ▲プログノーシス △ヒシイグアス △ストレートアロン