ベンツの新型Eクラスのカッコいいクロスオーバー、ついに日本上陸! “オールテレイン”とは
新型E220d 4MATICオールテレイン登場! 【写真を見る】新型E220d 4MATICオールテレインの細部(25枚)
トランスペアレントボンネット機能も搭載
3月22日、メルセデス・ベンツ日本は、「E220d 4MATICオールテレイン」の日本仕様を発表した。 新型E220d 4MATICオールテレインは新型Eクラスをベースに、ステーションワゴンとSUVが融合させたクロスオーバーモデル。新型Eクラス唯一のディーゼルと4WDの組み合わせだ。 ボディサイズを全長4960mm、全幅1890nn、全高1495mm、最低地上高145mm。エクステリアは、前後バンパー下部のシルバークロームアンダーライドガードやブラックのホイールアーチカバーがオールテレイン専用装備。19インチアルミホイールもオリジナルデザインだ。 インテリアデザインはすでに発表済みのEクラスのセダン/ステーションワゴンと同一。オプションで「MBUX スーパースクリーン」(助手席一体型ディスプレイ)も用意する。シート地は標準設定がレザーARTICOで、「レザーエクスクルーシブパッケージ」選択時は本革(ナッパレザー)となる。 パワートレインは、197ps (145kW)の最高出力と、440Nmの最大トルクを発揮する2.0リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載。エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターの「ISG」によって、短時間、最大で 23ps(17kW)、205Nmのブーストが可能だ。これに「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を組み合わせる。1速から9速までの変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現した。 足まわりは、連続可変ダンピングシステム「ADS+」とエアサスペンションを組み合わせた AIRMATICを標準装備。AIRMATICによるセルフレベリング機構は、乗員や荷物の重さに関係なく地上高を 一定に保つが、必要に応じて変化もさせる。 悪路走破性を高めるべく360度カメラシステムを使った「トランスペアレントボンネット」 機能も搭載。センターディスプレイに車両のフロント部分下方の路面の映像 (フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出すことで、進路上にある大きな石や深い窪みなどの障害をいち早く確認可能だ。 新型E220d 4MATICオールテレインの価格は1098万円。ハンドル位置は右のみだ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)