【香港C】タスティエーラ順調さアピール 高橋助手も手応え十分「動きは申し分ありません」 ゲート7番決定
「香港C・香港G1」(8日、シャティン) 香港マイルに出走するソウルラッシュが5日、最終追い切りを行った。シャティンの芝コースを力強く加速し、状態の良さをアピール。マイルCSに続く国内外でのG1連勝を目指す。香港Cのタスティエーラは、香港スプリントを予定する僚馬サトノレーヴと併せ馬で準備を整えた。なお、5日に枠順抽選が行われた。 タスティエーラはシャティンの芝で併せ馬。筋肉質の馬体を力強く弾ませ、4F54秒1-2F24秒2で香港スプリントに出走するサトノレーヴ(5歳オープン)に半馬身先着した。高橋助手は「動きは申し分ありません」と手応え十分。「併せた際に馬がやる気になってしまいましたが、いい状態です」と順調さを強調した。 23年のダービー馬。3歳時から重賞戦線で好勝負を繰り広げてきたが、昨年末からは案外な結果が続いた。ただ、前走の天皇賞・秋で一変。好位でリズム良く運ぶと、脚色は衰えることなく、0秒2差の2着と改めて力を示した。 香港でさらなる巻き返しに出る。ゲート番7からのスタートとなるが、堀師は「当日の馬場状態、天気や流れ。その三つと引いた枠と相手の枠を含めてジョッキーとこれから作戦会議を行います」と力を込める。再び輝きを取り戻す。