ガーミン、高速カメラ3台内蔵の弾道測定器『Approach R50』を発表
ガーミンジャパン株式会社から、新たな弾道計測器のアナウンス。11月28日に新型ゴルフ用弾道測定器『Approach R50』を発売する。21年に手のひらサイズのポータブル弾道計測器『Approach R10』(ドップラーレーダー式/税込88,800円)を発売し人気を博した同社だが、今回の『Approach R50』は、内蔵された3台のハイスピードカメラによる高精度なデータ計測を可能にし、インパクト時の詳細な分析を提供するハイエンドモデルで、税込858,000円となる。 ハイスピードカメラ式のメリットを活かして、インパクトの瞬間をこんな風に可視化できる【画像】 最大の特徴は、本体に10インチの高解像度カラーディスプレイを設置するため、スマホやタブレット、PCに接続せずとも本体のみでデータの確認と分析が可能なこと。計測項目はボールスピード、打ち出し角度、スピン量など20項目に及び、インパクト時のサイドビュー動画も記録できる。この機能により、ユーザーはショットの詳細を視覚的に把握し、練習効率を高めることができる。 さらに、ガーミン独自のゴルフシミュレーター「Home Tee Hero」を搭載しており、全世界約43,000コースをバーチャルラウンドで楽しめる。国内ゴルフ場の98%を含む広範なコースを収録しており、HDMI端子を介してプロジェクターに接続すれば、大画面でのプレーも可能だ。この機能は有料サブスク契約が必要となるが、リアルなゴルフ体験も提供できるとか。 本体サイズは高さ419.1mm、幅269.2mm、奥行き190.5mmのコンパクト設計で、重量は約4.1kg。付属の専用キャリーケースにより持ち運びも容易で、屋内外での利用を想定したIPX3防水仕様となっている。また、サードパーティー製シミュレーターとの互換性も一部確保しており、既存のインドアレンジ事業者の多様なニーズにも応える設計。本日11月20日より予約開始される。