ヘリ事故の死者・行方不明者の氏名を公表 海自トップ「痛恨の極み」
伊豆諸島東方の太平洋で海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が墜落した事故で、海自は23日、搭乗していた8人のうち、すでに公表していた機長2人以外の6人の氏名を公表した。そのうち、救助され死亡が確認された1人は、大村航空基地(長崎県)配備の16号機の副操縦士・西畑友貴2等海尉と明らかにした。 行方不明となっている7人は、16号機の機長・松田拓也3等海佐、航空士の福留崇文3等海曹と甲斐仁蔵(むさし)海士長。小松島航空基地(徳島県)配備の43号機の機長・板村一輝3等海佐、副操縦士・山下夏輝3等海尉、航空士の広田真海曹長と堂園優作2等海曹。 海自トップの酒井良海上幕僚長は「痛恨の極み。捜索救難活動に全力で取り組みつつ、同様事故を二度と生起させないように事故調査を厳格に実施する」と述べた。
朝日新聞社