「家宅捜索の日付も教えてくれた」…韓国・検察捜査官「機密流出」疑惑で攻防
【02月06日 KOREA WAVE】韓国の光州(クァンジュ)地裁で1月30日、弁護士法違反と収賄、不正請託防止法違反などの罪に問われた光州地検木浦(モッポ)支庁の検察捜査官の3回目の公判が開かれた。コイン投資詐欺で捜査を受けていた容疑者(45)が出廷し、捜査官に金を渡したブローカー(63)から「家宅捜索の日付を聞いた」と証言した。 この容疑者から15億4000万ウォン(約1億7000万円)相当のロビー資金を受け取ったブローカーは、この金で捜査のもみ消しを依頼したとして起訴されている。 捜査官は2020~2021年ごろ、ブローカーから4回にわたり1301万ウォン(約143万円)相当の金品と供応を受け、捜査をもみ消したり、縮小したりしたとされる。 容疑者はこの日の証人尋問で「食堂で捜査官を見た。教会で捜査官から事件の陳述書作成の助けを受けたこともある」と詳述。「ブローカーが捜査員に金を渡さなければならないと言うので、数回にわたって資金を渡した」などと述べた。 また「警察の捜索の日付がわかったおかげで、携帯電話を処理したり車両のドライブレコーダーを取り外したりするなど準備ができた」と証言した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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