村上春樹さん、自身の作品が初のアニメ化「2回見たけど、とても楽しく見た」
作家の村上春樹さんが15日、東京・早稲田大大隈記念講堂で、アニメ映画「めくらやなぎと眠る女」(ピエール・フォルデス監督、7月日公開)の先行上映会トークイベントに登壇した。 今作は村上さんの6つの短編で構成。作品がアニメ化されるのは初めてだったが、村上さんは「2回見たけど、とても楽しく見た。アニメ映画を見ないが、この映画はアニメと意識しないで見ることができた」と高く評価した。「昔書いた短編集なのであまり覚えていない。次にどうなるか分からない。オリジナルなのか僕が書いたのか」と笑わせた。 早稲田大出身の村上さん。「映画をやりたかったが小説家になって良かった。通勤もないし楽」などと言い、会場をわかせた。
中日スポーツ