「元彼にお尻が腫れていると言われ傷ついた…」ボディコンプレックス克服したアクション俳優「男性が求める身体を目指したい」
◆我慢やつらいことが嫌いだった…ボディメイクを通して結果に結びつくことを経験できた
――言われて傷ついた言葉もありましたか? 【入江彩乃さん】 下半身がコンプレックスだったのですが、昔お付き合いしていた男性に「お尻が腫れている」「ムチムチ」「また太った」と言われていて…。“どうして気にしていることを言うんだろうな”と思いながらも、自分はそういう身体なんだなと思っていました。 ――いまなら元彼を見返してやれますね。 【入江彩乃さん】 見返すにはもうちょっとかなと思うのですが(笑)、以前より自分の身体が好きになりました。 ――自慢のパーツを教えてください。 【入江彩乃さん】 まだまだ下半身は自分の理想に近づけてはいないのですが、くびれとデコルテのあたりの上半身は頑張って鍛えたので、自信が持てるようになりました。 ――いまコンプレックスに思っているところはありますか? 【入江彩乃さん】 理想や魅力的なボディは、女男で求めるものが違うと思うんですね。個人的には脚ぼっこ(棒のような細い脚)になりたいのですが、男性は「好きじゃない」という人も多いので、中間の男女ともに好きな理想的な身体になれたらと思っています。それに表に立つ仕事をしているので、男性が求める身体を目指すことも大事。つけるところはつけつつ、絞るところは絞る身体を目指していきたいです。 ――ボディメイクを始めてからモテるようになったりしましたか? 【入江彩乃さん】 どうですかね…でも、男性から「痩せたね」と言われて、「やったぜ!」と思っています(笑)。「身体のラインがきれいだね」と言われることも増えたので、すごくうれしいです。 ――日常生活でボディメイクがプラスになっていることはありますか? 【入江彩乃さん】 以前は、我慢やつらいことに挑戦するのが本当に嫌いだったのですが、今回思い切ってコンテストに出場し、その嫌いなことが結果にちゃんと結びつく経験ができたのは大きいです。1ヵ月で約5キロ減量して身体つきが変わりました。自分の身体を好きになれたのも初めてです。 ――つらかったのはどういう部分ですか? 【入江彩乃さん】 本当に食べることが好きなので、食事管理が一番つらかったです。でもいまは、我慢したからご褒美にこれを食べる、というようなローテーションができて、自分の中で安定してきました。これからも継続していきたいです。 ――ストイックな生活でモチベーションは、どこから湧いていますか? 【入江彩乃さん】 自分の嫌いだった身体のパーツが少しずつ変わって、好きになっていく。嫌いだったところが減っていくと、がんばってよかったと思えるようになりました。いまでもボディコンプレックスはありますが、それを変えていけること、変えていくことがモチベーションになっています。 (文/武井保之)