【大谷翔平と一問一答①】米7年目で初WS「やっと来たな」「自分たちの野球を貫き通せれば最高の1年に」
◇ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10-5メッツ(2024年10月20日 ロサンゼルス) 【動画】優勝トロフィーを大切に抱える大谷翔平 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、勝てばリーグ優勝とワールドシリーズ進出が決まる本拠でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席の中前打で4試合連続安打とすると、第4打席でも中前適時打を放ち、2試合連続マルチ安打の活躍を見せた。今シリーズは2本塁打、6打点で得点圏打率8割超と勝負強さを発揮し、2020年以来4年ぶりのリーグ優勝&ワールドシリーズ進出に貢献した。 ア・リーグはヤンキースがガーディアンズを破って15年ぶりのワールドシリーズ進出が決定。1981年以来43年ぶりの東西名門対決、ジャッジとの両リーグ本塁打王同士の対決が実現し、周囲の熱気も高まっている。 大谷の試合後の会見での一問一答は以下の通り。 ――ワールドシリーズでプレーするのを目的にメジャーリーグに来た。ワールドシリーズでプレーできることについて。 「やっと来たなというか。ここまで苦しい試合も多かったですし、全員でつかみ取った素晴らしいゲームが多かったと思います」 ――なぜポストシーズンで楽しくプレーできているか? 「単純にここまでプレーできている。何回も言っていますけど、10月のこの時期までプレーできるのは本当にひと握りのチーム、選手たちだと思う。その時点で恵まれている。良かった、悪かったの結果は必ずついてくると思いますけど、やれていること自体が素晴らしいことだと思っています」 ――怖くはないのか? 「出た結果に対してはもちろん受け止めればいいですし、それはそれで今後の自分の糧になると思うので。もちろんいい結果を望んでいますし、そうなるように努力はしますけど、まずはプレーすること自体が大事だと思っています」 ――大型契約でこうなるために契約内容を変えたと思うが、実際にワールドシリーズ進出が決まって。 「ここを目指してやっていましたし、そうなるように望んでいましたけど、楽に来られたわけではない。全員が自分のやることをやってここまで来られた。最後のシリーズで自分たちの野球を貫き通せれば最高の1年になると思います」 ――なぜワールドシリーズを目指すのか? 「逆に目指さない理由はない。このリーグでやっている限り誰でもそこを目指しています。そうなるように1年間頑張ってきている。このリーグでプレーしている全員がそう思っていると思います」 ――今日のシャンパンの味も格別だったと思うが、3度目のシャンパンの味と(祝福の)葉巻は試したか? 「葉巻は試していないですね。みんなで楽しくシャンパンファイトができて何よりです。いよいよ最後のステージに来た実感をしているところです」 ――トロフィーはどんな重みを感じた? 「初めてトロフィーで、持っていいよみたいな感じになったのでいい経験になった。ワールドシリーズのチャンピオントロフィーも掲げられれば最高だなと思います」