俳優の片桐仁さん（49）が10日、東京・池袋のサンシャインシティで開催される『鬼太郎EXPO』（8月11日～27日まで）の内覧会イベントに、息子の片桐春太さん（12）と水木しげるさんの長女・原口尚子さんとともに登場。仁さんが新たな妖怪役オファーへ向けてアピールしました。 【画像】片桐仁、約20年にわたる創作活動振り返る 『鬼太郎EXPO』は、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるさんの生誕100周年記念プロジェクトの一環として行われるアート展。鬼太郎の歴史や、総勢72人のアーティスト、アニメーター、立体作家が表現する作品が展示されます。 以前、水木しげるさん夫妻をモチーフにしたドラマ『ゲゲゲの女房』に出演したこともある仁さんは「（参加アーティストに）呼んでもらえなかったらどうしようと思いましたね。僕は、朝ドラで貧乏神役をやらせていただいて、妖怪役を実際やったんですけど。他にも、貧乏神が宿っている大蔵省の役人っていうのと、貧乏神が宿っている超カネのない裸にマントをつけた漫画家っていう合計3役やったんですけど。本当に迷惑なやつなんだけど憎みきれないみたいな感じがよかったですね」と、今回縁のある水木しげるさんのトリビュートアート展に参加できたことへの喜びを明かしました。 また、片桐さんの貧乏神の演技について、原口さんは「ぴったりの方に演じていただけたなと思って、雰囲気が。ありがとうございます」とコメントすると、仁さんがすかさず「ただのぼろぼろの格好した着物の人なんですけどね」とツッコミ、会場を笑わせました。 さらに、仁さんは「妖怪どんどんやりたいですね」と、新たな妖怪役オファーへの意欲を見せていました。