松本幸四郎、上海国際映画祭で「鬼平犯科帳 血闘」海外初上映「鬼平チームの代表として」レッドカーペットも
歌舞伎俳優の松本幸四郎が23日、中国・上海で「第26回上海国際映画祭」のフィルムパノラマ部門に出品された主演映画「鬼平犯科帳 血闘」(山下智彦監督)の舞台あいさつに登壇した。 火付盗賊改方長官の「鬼の平蔵」こと長谷川平蔵が奮闘する人気時代劇シリーズの劇場版最新作。日本では5月10日から公開されたが、海外での上映は初めてとなる。歌舞伎俳優の正装である黒紋付き姿の幸四郎は「昔の時代のお話なので、携帯もパソコンもなく、人と人とが出会わないと何も起こらないし、何も知ることができない。それこそが生きる証」と見どころを語った。 22日のクロージング・レッドカーペットには、黒のタキシード姿で登場。「ドキドキしましたが、鬼平犯科帳チームの代表として、皆の思いを背負って、一歩一歩踏みしめながら歩きました」と思いを込めた。
報知新聞社