甘い干し柿にな~れ 是川小児童、皮むきに挑戦 地元老人ク会員の指導で
八戸市立是川小の2年生16人が14日、同校で干し柿作りを体験した。是川地区老人クラブ連合会(古戸良一会長)の会員の指導を受けながら、児童は皮むきなどに挑戦し、地域に根付く秋の味覚について学んだ。 体験会は地域の伝統的な味を知ってもらおうと、25年以上前から毎年行っている。子どもたちは8日に校庭にある柿の木から妙丹柿を収穫。今回は同会員と交流しながら、楽しく皮むきを行った。 皮をむいた柿は串などに刺し、同校のベランダで1カ月半~2カ月ほど乾燥させることで甘い干し柿になるという。12月末ごろに食べ頃を迎え、児童が味わう予定だ。 松橋茜利さん(7)は「皮むきには力が必要なので大変だったけど、きれいにむけた。干し柿を食べるのが楽しみ」と笑顔。古戸会長は「昔からの伝統的な味を学びながら、地域のことや先祖のことを考えてほしい」と語った。
デーリー東北新聞社