エバースの地上波初冠番組は町田の知らない間に始まり、終わる 町田語録をドッキリ検証
エバースの地上波初冠番組「エバースの知らぬが冠」が、テレビ朝日深夜の月替わりチャレンジ枠「バラバラマンスリー」でスタート。1月9日(木)深夜3時から放送される。この番組では、町田がしばしば言い放っている“町田語録”が本当なのかドッキリで検証。最後のネタバラシの瞬間まで、町田は自身の冠番組が始まったことを知らないまま普段通りの日常を過ごす。 【画像】低身長巨乳女性と並ぶエバース町田 番組が佐々木にどんなことをしてみたいか尋ね、「町田には気になる語録がたくさんあり、その真意を確かめたい!」という回答を得たことからこの企画が始動。今回、町田語録の中からピックアップされたのは「低身長巨乳には興味がない。150cmの巨乳じゃ意味がない」というもの。佐々木は「カッコつけてるだけ」だと思っているそうだが、果たして本心なのか。普段から町田と合コンをしているという先輩芸人2人による協力のもと、合コンをセッティングして佐々木がその様子をモニタリングする。 女性メンバーは、「低身長巨乳」「高身長女子」「清楚系女子」の3人。佐々木からの指示で町田が喜びそうな仕草やトークテーマで興味を引いていく。突如始まった女性陣のカップ数当てゲームでは佐々木ドン引きの事件が発生。さらに合コンの終盤、ある妖艶な女性が乱入してくると、最初はウザがっていた町田も女性の素性が明らかになるにつれて態度が変化していき……。 また、「共演者には絶対に手を出さない」という町田語録についても調査。ニセの番組収録に、町田の好きなタイプだという高身長ギャルを共演者として投入する。佐々木から「スキャンダルには絶対気をつけろよ」と釘を刺された町田は手を出さずにいられるのか。番組の最後にネタバラシ。気づいたときには冠番組の収録が終わっていたという結末に町田の反応は。 お笑いナタリーではネタバラシが行われた収録現場を訪れ、エバースにインタビュー。地上波初冠番組を持った感想や、手応えを聞いた。 ■ ネタバラシ直後のエバースにインタビュー ──エバース初冠番組がどんな番組なのか、ぜひ町田さんから説明をお願いできますか? 町田:僕から? 気づいたら終わってたんですって。始まらずに終わってて。終わってたんです、勝手に。冠番組が。僕は何も知らなかったんで。 ──内容は? 町田:「僕の恋が終わった」です。恋が1つ終わった。 佐々木:本当にちょっと好きになってたんだ。 町田:全然かわいかったな、普通に。何をやったかですか? 隠し撮りみたいなことをされました。本当に何も知らなかったので、冠番組をやったって感じは全然ないです。 ──ただ普通に過ごしていただけ? 町田:はい。 佐々木:いつも通りの日常を。 町田:日常を過ごしていたら冠番組が始まって、終わってました。 ──初冠番組を持てると聞いたとき、佐々木さんはどう思いましたか? 佐々木:うれしかったですけど、不安ではありましたね。普通だったらコンビで、町田と力を合わせてっていうのが冠番組じゃないですか。 町田:絶対そうよ。 佐々木:町田に何も言わずに、自分1人で成立させなきゃいけないっていうのが不安でしたけど、やってみたら楽しかったです。 ──こんなに大きなドッキリを仕掛けたり受けたりするのも初めて? 町田:初めてです。まったくわからんかった。 佐々木:わからないんだ。 町田:カメラとかも仕込んでたんですよね?(と、スタッフに確認) 塵みたいなカメラあります? ──先ほどネタバラシがありましたが、ドッキリとわかった瞬間どんな声が出ましたか? 町田:「(小声で)え? うそ? 最悪……」です。びっくりしたマジで。意味わかんなかった、最初。意味わかんない。意味わかんなかったです。 佐々木:何が起きたかわかんなかった? 町田:何が起きたかわかんなかった。「うん?」っていう。(ドッキリだとわかって)「最悪だ、最悪なやつだ」ってなりました。 ──仕掛け人をやりきった佐々木さんの手応えは? 佐々木:全体的に面白かったと思いますけどね。町田の隠し撮り。 町田:どうなんだろう、俺。正直わかんない。素でしかないから。スイッチも入れてないし。 ──「M-1グランプリ」決勝前で特にお忙しい中、いつもとは違った仕事で息抜きになったのか、それとも大変だったのか。 佐々木:いや、だいぶ大変でしたよ(笑)。 町田:僕はただ日常を送ってただけなので大変なことはなかったですけど。「大丈夫かな!?」っていうだけですね。ハズいです、だいぶ。正直。まず、お酒を飲んでる状態が明るくなっちゃうので、それとかも見られたくない……。すごい明るくなっちゃうんで。放送が怖いですね。 ──隠し撮りを見ながら発見した、今まで知らなかった町田さんの一面はありましたか? 佐々木:町田がけっこう合コン慣れしているというか、昔キャバクラにめっちゃ行ってたとかいつも言っているので、きれいな女性に慣れているのかなと思っていたんですけど、全然緊張してました。女性に対して。 町田:「タレントです」とか言ってたしね? 佐々木:意外な一面でした。もっとグイグイいくんかなと思ったら。 町田:(小声で)行けなかったなー……。 佐々木:けっこうビビってた。 町田:六本木っていう場所が悪かったな。「六本木」と「タレント」っていうのが悪かった。歌舞伎町だったら……。 佐々木:全然童貞みたいでした。 町田:お前もやってみ? あれ。 佐々木:モテない男3人で顔見合わせながらしゃべってるのとかも、「もっと回せや!」と思った。 町田:いやいや、あれぐらいよ? 俺らは。 佐々木:「全然先進まねーじゃん」って。 町田:だいぶ盛り上がったほう、俺らの中では。ひどいときはもっとひどいんで。 ──次に冠番組があったら、またこういう形式がいいですか? 力を合わせて作りたいですか? 町田:絶対2人でロケとか行きたいですよ! 佐々木:(ドッキリで)協力システムもやってみたいよね。 町田:僕もわかってるっていうね。そんなんはやりたい。エバースの協力プレーは見せたいですよ。今回は、ただの俺だから。エバースとかじゃない、ただの俺。ちょっと心配です、どうなってるか。(スタッフに)うまいことやってくださいよ、本当に。頼みます! 佐々木:ムカついたもん、見てて。「もっとキモいこと言えや!」と思った(笑)。 町田:そんな言わないよ? 佐々木:ちゃんとカッコつけてるじゃん、みたいな。 町田:言わないよ。(相手が)21歳だったし。 ──漫才での注目度が高いお二人ですが、テレビでも活躍していきたいという思いはありますか? 町田:(テレビに)出て、いろんなことをやらせてもらえたらなって思ってます。 佐々木:知名度がそのまま漫才にもつながりますからね。普段のお笑いライブとか、劇場の本公演とか、知名度がある・ないでお客さんからの受け入れられ方が全然違いますし。お茶の間の人気者にはなりたいですね。 ──この番組が好評だったら「マンスリー」と言わずレギュラー昇格することもあるかもしれません。 佐々木:昇格……? 町田:この番組では人気者にはなれなそうだけど。マイナスのほうが絶対大きいと思うけどな(笑)。 ──では最後に、読者に向けて番組が楽しみになるような一言で締めていただけますか? 佐々木:昨今のコンプライアンスだったりを一切気にせず、昔のテレビみたいなおもしろ番組になっていると思うので、ぜひ観ていただけたらうれしいです。 町田:「本当は気づいてたかもよ?」とかはどうですか? そう書いといていただけたら楽しみになりますかね? ──……どうでしょう。 町田:文字にしちゃうとそうか。まあけど、32歳になっても恋愛を諦めてない男のがんばりを見てくださいって感じです。 ──お二人もどんな映像に仕上がるか楽しみですよね。 佐々木:いや、ほんと楽しみです。 町田:見たくないよ……! 何時から何分ですか!? スタッフ:初回は深夜3時からで、全4回放送です。 佐々木:だいぶ深いね。 町田:深い。大丈夫だ、大丈夫。 スタッフ:でもTVerで観てもらえると思います。 町田:TVerはやめましょう! TVerには載せない! スタッフ:TVerで観ていただきたいんです(笑)。 町田:わかりました。まあお楽しみに、じゃないか。わかんない。普通にキモかったらすいません。 ■ エバースの知らぬが冠 テレビ朝日 2025年1月9日(木)27:00~ (c)テレビ朝日