福岡大、甲子園4強を経験した1年生の一発で快勝 逆転優勝に望み【九州六大学野球】
◆九州六大学野球秋季リーグ戦第5週第1日 福岡大11―2北九大(28日・桧原運動公園) 福岡大のルーキー秋元悠太(1年・神村学園)が今季2号ソロを放った。 ■卒業から2年、福大同期がプロの1軍舞台で再会2ショット【写真】 「5番左翼」でスタメン出場。7回の先頭で打席に立つと、ライナー性の打球が左翼スタンドへ飛び込んだ。「最初はレフトオーバーかと思った。二塁ベースを回る前に審判のジェスチャーを見て入ったんだと思いました」。前週の西南大戦でのリーグ戦初本塁打に続く2号にも「自分は長距離を打つ打者じゃない。低く強い打球を打つのを心がけているだけで、たまたま本塁打だっただけ」と表情を変えることはなかった。 春のリーグ戦は指名打者で3試合にスタメン出場したが、その後の出場機会はなかった。2シーズン目の今季は5番に定着。外野で全試合スタメン出場し、すべて安打を記録している。昨夏の甲子園4強を経験した強打者は「疲労はありますが、それを言い訳にはできない。最後までプレーして4年生のために優勝したい」と29日のリーグ最終戦もチームの勝利ために力を尽くす。
西日本新聞社