「なでしこ」元監督佐々木さんら 選手育成のポイントなど語る 福島県サッカー協会、指導者対象に講演会
福島県サッカー協会のフットボールカンファレンスは14日、郡山市中央公民館で開かれ、参加者は育成環境の整備や業界の現状に理解を深めた。 県内の指導者ら約200人が参加した。第1部では、女子日本代表「なでしこジャパン」元監督で日本サッカー協会(JFA)女子委員長の佐々木則夫さんが講師を務めた。2011(平成23)年の女子W杯初優勝や2012年のロンドン五輪銀メダル獲得の経験を踏まえ、海外の選手との体格差を埋めるために取った戦略や戦術、選手との接し方などを紹介した。競技者の底辺拡大、世界で戦える女子選手育成のための展望も示した。 第2部では、Jリーグの仙台や山形のヘッドコーチなどを歴任したJFAコーチ東北担当の手倉森広吏さんが東北地方の育成年代の状況と課題を解説した。