葉の一部が白化粧 ハンゲショウ見頃 建仁寺塔頭の両足院 京都市東山区
京都市東山区にある建仁寺の塔頭・両足院で、ドクダミ科の植物で葉の一部が白く変化する「ハンゲショウ」が見頃を迎えています。両足院は通常は非公開の寺院ですが、毎年ハンゲショウが見頃を迎えるこの時期に庭園の特別拝観が行われています。池を取り囲むように植えられているおよそ800株のハンゲショウは、花が咲くと近くの葉が白く色づき、花が終わると葉の色はまた緑に戻ります。午後2時時点の京都市内の湿度は63%と蒸し暑くなりましたが、訪れた人たちは5分ほどの色づきとなったハンゲショウを眺めて、緑と白のコントラストからひとときの涼を感じていました。両足院の特別拝観は7月14日までで、いちばんの見頃は6月中旬ごろ、庭に降りての拝観はインターネットからの事前予約が必要です。