東京電力福島第一原発事故ですべての窯元が避難した福島県浪江町の大堀相馬焼の窯元のひとつが展示販売場を浪江町にオープンさせ、原発事故から13年ぶりに施設が全面再開しました。 浪江町大堀地区で30日、グランドオープンを迎えたのは大堀相馬焼の窯元のひとつ陶吉郎窯です。 新しい展示販売場には、伝統的な青ひびが特徴の大堀相馬焼など約400点が並んでいます。大堀相馬焼は、原発事故で20数軒の窯元すべてが避難し、浪江町で再開したのは初めてです。 大堀相馬焼　陶吉郎窯　近藤学さん 「産地形成をしなければいけないとかやらければならないことがいっぱいあるがそのためのまず第一歩を踏み出すことができたと思います」 陶吉郎窯は、今後、浪江町といわき市の2つの拠点で活動を続けます。