大谷翔平と山本由伸が笑顔でマウンドに…ドジャース優勝後 NYではピクニック、LAではパーティが終わらない 興奮の現地レポート
ドジャースの大谷翔平選手が30日(日本時間31日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に1番・DHで先発出場。ドジャースは最大5点のビハインドをはね返し、逆転勝利で世界一に輝いた。 【映像】優勝後、ヤンキー・スタジアムで始まった「ピクニック」 優勝後、ロサンゼルス(ドジャース本拠地)とニューヨーク(ヤンキース本拠地)はどのような様子だったのか? 現地記者に聞いた。 【試合が行われたヤンキー・スタジアムにいるANNニューヨーク支局 鈴木彩加記者(現地時間:午前2時15分頃)】 「試合終了が迫ると、アウトを取るごとに地鳴りのような歓声が聞こえるなど、熱量が伝わってきたが、試合が終了する瞬間は歓声よりも『終わってしまった』というようなため息が聞こえた。報道陣がフィールドに出ると敵地にもかかわらずドジャースファンが多くて驚いた。ずっとドジャースコールが続いていた。ファンは2時間ほど選手に対して労いの言葉をかけていた」 「そして、試合終了から2時間。フィールドの芝生の上にはピクニックのような光景が広がっている。座っているのは選手の家族や関係者だ。試合が終わると彼らはフィールドに現れ、選手たちと1年間のシーズンを労い、世界一になった喜びを分かち合っている」 「大谷選手はセレモニーが終わってから、一度クラブハウスに戻ったが再び姿を現しメディアのインタビューに答えるような姿も見られた。その後、大谷選手は山本由伸選手と共にマウンドに立って笑顔で写真撮影に応じていた。二人とも本当に嬉しそうだった」 【ドジャースの本拠地にいるANNロサンゼルス支局 力石大輔記者(現地時間:午後11時半)】 「優勝の喜びを噛み締めるロサンゼルスのドジャースファンは路上でパーティーをしており、そこでは『レッツゴードジャース』という声とワールドシリーズのMVPを獲得したフレディ・フリーマン選手を讃えるコールが多く起きており、なんと無料で花火も配られている。我々は日本のメディアだと伝えると『最後はケガもあったが『50-50』もやってくれたし、大谷のおかげでワールドシリーズ制覇ができたようなものだ』と伝えられた。どこまで盛り上がるかわからないが、ロサンゼルスはずっとこんな状況が続いている」 「またドジャースファンは『来年は大谷がピッチャーとして活躍するから、2年連続ワールドシリーズ制覇はもう決まったようなものだ』と盛り上がっている」 「私自身、エンゼルス時代から大谷選手を取材してきたが、個人成績はあってもチームとしてポストシーズンはなかった。だから、初めて私もポストシーズンを経験させてもらって『こんなにも盛り上がるのか』『これがその答えだったのか』とよくわかった。非常に疲れたが一生に一度の経験ができた」 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部