【ヴィクトリアM】ナミュール 国内マイルG1連勝決める 唯一V項目クリア
「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) マスクトディーヴァが主役を演じる。昨年の秋華賞は2着ながら、3冠牝馬リバティアイランドを追い詰める強烈な末脚を披露。府中の長い直線は現役屈指の切れ味を発揮できる絶好の舞台だ。絶好調のモレイラを再び背に、初のG1タイトルを狙う。一方、データ班のイチ推しはナミュール。昨年のマイルCS制覇に続くG1タイトル奪取なるか。 ▼傾向(過去10年) 06年に春の古馬牝馬G1として新設。 ▼人気 1番人気〈2・2・1・5〉 2番人気〈0・0・1・9〉 3番人気〈0・3・0・7〉 4番人気〈2・2・0・6〉 5番人気〈2・0・2・6〉 15年に3連単2070万円馬券が飛び出すなど、3連単10万円オーバーは4回を数えるが、近年はやや平穏傾向。 ▼所属 美 浦〈4・3・4・48〉 栗 東〈6・7・6・97〉 ▼決め手 逃 げ〈1・0・1・8〉 先 行〈2・3・3・29〉 差 し〈7・6・5・62〉 追 込〈0・1・1・46〉 ▼ステップ 阪神牝馬S〈4・3・4・57〉 大阪杯〈1・1・2・3〉 中山牝馬S〈1・1・0・11〉 高松宮記念〈1・0・3・16〉 有馬記念〈1・0・0・0〉 フェブラリ〈1・0・0・0〉 海外重賞〈1・0・0・4〉 OP競走〈0・0・0・2〉 準OP〈0・0・0・7〉 阪神牝馬Sからの参戦馬が最有力。勝ち馬9頭が国内外の芝重賞から参戦。同7頭が中4~8週の間隔だった。 ▼前走内容 前走V馬はゼロ。勝ち馬7頭が0秒9差以内の敗戦だった。前走が国内戦だった全9頭が5番人気以内に支持されていた。 ▼馬齢 4歳馬〈3・6・3・61〉 5歳馬〈5・3・6・56〉 6歳馬〈1・1・1・24〉 7歳以上〈1・0・0・4〉 8勝を占める4&5歳馬が中心。 ▼重賞実績 勝ち馬8頭にV実績あり。また、同じく8頭が3歳以降のG1で3着以内の経験があった。 ▼コース実績 勝ち馬8頭に東京で重賞VかG1・3着以内があった。 ▼注目馬 Vデータを全てクリアしたのはナミュールのみ。マイルCSに続くG1・2勝目へ、視界は良好だ。(記録室)