山口敏太郎「現実から目を逸らす人が増えた」最近の“オカルト界隈の変化”を語る
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。この日の放送では、オカルト作家の山口敏太郎(やまぐち・びんたろう)さんが登場。オカルト界隈を騒がしている“うわさ”について語っていただきました。
◆パリ五輪・開会式にまつわる“うわさ”
都市伝説や妖怪、UFO、UMA(未確認生物)など、オカルト・超常現象の第一人者である山口さん。当番組には2022年2月にも一度出演されていますが、れなちが「2年前と比べてオカルト界隈の状況は変わりましたか?」と尋ねると、山口さんは「(以前は)シャレで都市伝説を語っていたが、今は真剣モードで語る人が増えてきちゃった。それは多分、現実から目を逸らしてオカルトに逃げようとする人の心理が表れているんだと思います」と分析します。 また、この日は当番組の定番コーナー「世の中をザワザワさせているニュース」(ザワニュー)のスペシャルバージョンとして、「オカルト好きがザワザワするニュース」(オカニュー)を山口さんにご紹介いただくことに。 その1つが「パリ五輪のオープニング映像は、イルミナティの世界征服の予告だった」というもの。過激な演出などで賛否両論あったパリ五輪開会式ですが、山口さんによると、「結構フランスでも批判が起きているんですけど、要するに(開会式の演出は)キリスト教をバカにしているのではないかと。パロディーでやっているのもあるんでしょうけど、ちょっと度が過ぎるのではないか、という意見が多いですね」と言及。 また、山口さんが挙げたイルミナティとは、1785年に解散した秘密結社のことで、「一度解散したんですけど、それから“復活した”という説があって、(パリ五輪関係者の)欧米の上層部・エリート層がイルミナティのメンバーだったと言われています。じゃあなぜ予告するのかというと、ああいう人たちって予告することに意義があるんですよね。予告したうえで実行することで、宗教的意義が達成できる」とのこと。 さらに、れなちが「ちなみに(パリ五輪の)閉会式はどうでしたか?」と伺うと、山口さんは「閉会式もそうだったと言われていますね。僕は“深読みじゃないかな”と思っていますけど」と持論を述べていました。
◆「僕は我慢強いほうなので…」
続いて、リスナーから届いた質問で「オカルト関係の方と接触することが多いと思いますが“この人はさすがにうさんくさいなぁ”と思うことはありますか?」というメッセージを紹介すると、山口さんは「しょっちゅうありますよ」とキッパリ。 「例えば『宇宙の敵と戦っているんです』という人がいたり、地底の王国に行った人が現れたりするんですけど、話の途中からついていけなくなるんですよ(笑)。ただ僕は我慢強いほうなので最後まで聞いちゃうんだけど、結構苦痛なときがあります」と苦笑いを浮かべていました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」放送より)