正月で全4エリア開園 スケートボード 三重・松パー〝初滑り〟好評
三重県松阪市山下町の市総合運動公園スケートパーク(=松パー、宇田寛之同公園管理事務所長)は2、3の両日、午前9時から午後5時まで「新春特別開園」した。全4エリア(ローカル・プール・初心者・競技)を市内外の愛好家が〝初滑り〟を満喫した。 これは、利用者側からの要望と運営する市の思いが重なり、4年前から実施。同所は利用客から「広さもさることながら、スネークやストリート、プールなど凝ったコースがあり、使用料金も安価。午後10時まで使え、スケートボードを楽しむには最高の条件」と2019(令和元)年の開設以来、好評を得ている。 初日の2日は市内外からおよそ50~60人が来場。4エリア全面を使って、テクニックに磨きをかけた。鈴鹿市から来ていた小学生と両親は「一緒にスケートボードを始めて1年半。ひと月に4、5回通っている。友達もできるし、最高です」と言って、練習に臨んだ。スケボー歴4、5年になる津市の池山克彦さん(49)も常連の一人で、コース設備や利用条件を絶賛。「優れた会場が近くにあって、大変重宝する」と喜んでいた。 昨年4月には競技エリアの四つのセクションとローカルエリアの一つのセクションを一新。人気の高まりに応え、練習生の技の向上に貢献していく方針という。