２年７か月ぶりにアルバムをリリースする木村拓哉

　俳優で歌手の木村拓哉（５１）が、８月１４日に３枚目のアルバム「ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＴＨＥＲＥ」をリリースすることが２７日、分かった。 　前作の「Ｎｅｘｔ　Ｄｅｓｔｉｎａｔｉｏｎ」から２年７か月。「あの場所で会おう」という意味のタイトルを込めた木村の新アルバムが完成した。「ファンと共に」をコンセプトにしたという木村は「２０２２年のアルバムリリース、コンサートツアー後、すぐに次の作品を届けたいと思って、作業をさせていただいたものがようやく形となりました」と報告した。 　木村自身が「今回もたくさんのアーティストの皆様のお力を借りてアルバムを完成させることができました。本当に感謝しています」と発したように、ＡＩ、明石家さんま、Ｕｒｕ、久保田利伸、竹内まりや、堂本剛、柳沢亮太（ＳＵＰＥＲ　ＢＥＡＶＥＲ）、吉田拓郎ら豪華な面々との“コラボ”が実現した。「楽曲提供していただいた方々のフィルターを通すと自分はどのように映っているのか？　それを受け取った時に自分はどのように表現するべきか、自問自答しながら表現してみました。ぜひ全ての曲を皆さんに早く届けたいと思っています」と宣言。「自分を支えてくれている人と何か一緒にできないか」という思いを表現したいと明かし「そんな気持ちを持ちながら皆さんと共に、アルバムを形づくっていきたいと考えています。ぜひ、共に進んでいきましょう」と呼びかけた。 さんまはバラードの作詞に挑戦「次はフォークソングを書かせてください」 　恒例の正月番組「さんタク」（フジテレビ系）での約束からバラードの作詞に挑戦した明石家さんまは「『ドキドキさせるデートメニュー』を懸命に用意したのにもかかわらず、木村が振られてしまうという曲にしようと思って作詞しました。これで作詞は最後にさせてください」と明かしつつ、「次はフォークソングを書かせてください」と笑いを交えて付け加えた。 　また旧ジャニーズ事務所時代から先輩・後輩の間柄である堂本剛は「大先輩である木村拓哉さんからオファーをいただきました。僕の人生のなかにこのような日が訪れるとは夢にも思っておりませんでした」と感激した様子で、「お兄さんの色気が音と音の隙間にまで漂うダンスナンバーをぜひご堪能ください」とコメントを寄せた。 　ほかにもアーティスト活動の一線を退いている吉田拓郎や、木村のソロアルバムには初の楽曲提供となった久保田利伸ら豪華な面々と木村の化学反応に期待が高まる。