元ヤクルトの右腕カラシティがDFA ロッキーズが発表 今季は7試合で防御率10・38
ロッキーズは8日(日本時間9日)、かつてヤクルトでプレーしたマシュー・カラシティ投手(32)をDFA(メジャー40人枠から外す措置)にしたと発表した。今後はトレードされるかウエーバーにかけられ、獲得球団がなければマイナー降格か自由契約となる。 カラシティは16年にロッキーズでデビューし、同年19試合に登板。17年はメジャー登板がなく、18年にヤクルトと契約して来日。当初はリリーフとして起用されたが、途中から先発ローテ入りし32試合(先発13)で7勝3敗、3セーブ1ホールド、防御率4・18をマーク。1年限りで退団となったが、打撃でも活躍し、7月27日の阪神戦でソロを放つなど打率2割6分9厘、1本塁打、5打点を記録した。 19年はメジャー復帰を目指しカブスとマイナー契約。その後自由契約となり、マリナーズとマイナー契約して3年ぶりに昇格し、11試合に登板した。20年以降はジャイアンツ傘下、レッドソックス傘下、独立リーグなどを経て、22年オフに古巣ロッキーズとマイナー契約。昨季は16試合に登板し、今季は7試合で防御率10・38だった。メジャー通算53試合で2勝2敗、7ホールド1セーブ、防御率7・41。