シングルス決勝はともにグループを2位で勝ち上がったガウフとジェン・チンウェンの対決に [WTAファイナルズ/テニス]
シングルス決勝はともにグループを2位で勝ち上がったガウフとジェン・チンウェンの対決に [WTAファイナルズ/テニス]
女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月2~9日/賞金総額1525万ドル/室内ハードコート)の大会7日目は決勝トーナメントの準決勝が行われ、シングルスはともにグループを2位で勝ち上がったココ・ガウフ(アメリカ)とジェン・チンウェン(中国)がチャンピオンの座をかけて対決することになった。 ~WTAファイナルズ・リヤドで初出場ながら決勝に進出したジェン・チンウェン選手~ シングルスは第2試合で第7シードのジェンが第8シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 7-5で倒し、続く第3試合では第3シードのガウフが第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-6(4) 6-3で退けそれぞれ決勝進出を決めた。 同大会に3年連続出場となる20歳のガウフは昨年のベスト4が最高成績だったが、世界トップ2を破って初優勝に王手をかけた。22歳で大会初出場のジェンはデビュー戦でサバレンカに敗れたが、そこからマッチ3連勝で決勝の舞台に辿り着いた。 決勝で対戦する両者はツアーレベルでは5月にローマ(WTA1000/クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ガウフが7-6(4) 6-1で勝っている。 ダブルスでは第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)と第8シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)が勝ち上がり、決勝は全勝対決となった。 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位 <大会7日目◎11月8日|試合結果> ■決勝トーナメント|女子シングルス準決勝 ○2ココ・ガウフ(アメリカ)[3] 7-6(4) 6-3 ●1アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1] ○3ジェン・チンウェン(中国)[7] 6-3 7-5 ●4バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[8] ■決勝トーナメント|女子ダブルス準決勝 ○1カテリーナ・シニアコバ/テイラー・タウンゼント(チェコ/アメリカ)[8] 6-0 7-6(5) ●2チャン・ハオチン/ベロニカ・クデルメトワ(台湾/ロシア)[7] ○4ガブリエラ・ダブロウスキー/エリン・ロウトリフ(カナダ/ニュージーランド)[2] 7-6(7) 6-1 ●3ニコール・メリカ マルチネス/エレン・ペレス(アメリカ/オーストラリア)[6]
テニスマガジン編集部
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