日経平均は売買材料乏しく44.65円安の38,855.37円で取引を終了…閑散相場で「半導体関連銘柄」が売られた要因【5月28日の国内株式市場概況】
2024年5月28日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
5月28日の日経平均株価は、前日の米株市場が休場だったことから売買材料乏しく、終日小動きとなりました。そのようななか、先週買われていた半導体関連銘柄が軟調。追加利上げの思惑から上値を追いづらい相場環境となっていることもあり、利益確定の動きがでたとみられています。結局、日経平均株価は前日比44.65円安の38,855.37円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが120銘柄、値下がりが101銘柄、変わらずが4銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、レーザーテック〈6920〉、アドバンテスト〈6857〉、第一三共〈4568〉、東京エレクトロン〈8035〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、富士フイルムホールディングス〈4901〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ネクソン〈3659〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は15億0,000万株、売買代金は3兆7,244.17億円となり、前日と比べて増加。 業種別では、電気・ガス業、非鉄金属、海運業、銀行業、鉱業などが上昇した一方、金属製品、その他製品、医薬品、食料品、水産・農林業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が東北電力〈9506〉で+150円(+10.76%)の1,544円、2位が北海道電力〈9509〉で+146.5円(+9.34%)の1,715円、3位が古河電気工業〈5801〉で+363円(+9.08%)の4,360円となりました。 一方、値下がり下位は、1位が日本新薬〈4516〉で-700円(-19.59%)の2,874円、2位がコーア商事ホールディングス〈9273〉で-126円(-14.24%)の759円、3位がエクセディ〈7278〉で-275円(-9.61%)の2,588円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは101銘柄、年初来安値を更新したのは57銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部