メダル争いに期待! 注目必至の日本選手たちをプロが解説【2024パリ五輪】
アカツキジャパン/バスケットボール
3ポイントに加えてスピードを武器に再び世界を驚かせる 東京2020で銀メダルを獲得し、世界を驚かせたバスケ女子。その勝因は確実な3ポイントの嵐でした。とはいえそれも研究・攻略し尽くされ、2022年のW杯はグループリーグ敗退という低迷を見せましたが、復活の兆しが。
2月の世界最終予選ではハンガリー大会で1位を獲得、五輪出場権を手にしました。その新たな武器は走り勝つ「スピード」。またムードメーカーの馬瓜エブリンもチームに復帰し、勝利の期待が高まります。
五十嵐カノア/サーフィン(26歳)
サーフィン界の貴公子。トップランナーの渾身のチャレンジ 東京2020の銀メダリスト。前回、日本の波での銀に悔しさを残し、今大会は会場となる、みんなが恐れるタヒチの波を自在に乗りこなすために、1g単位で肉体改善中。
また彼は、昨秋よりハーバード・ビジネス・スクールに在学し経営学を学ぶなど、向上心に飽きず、社会貢献としても「SHISEIDO」と組んで、世界各地で海洋保全活動の情報発信を行っています。文武両道・サステナ意識も高い。海でも陸でも注目です。木下グループ所属。
奈良岡功大/バドミントン(22歳)
バトミントン界をけん引する存在。目標は父の胸にメダルを! ポスト桃田賢斗選手として、ここ数年飛躍的に実力を伸ばしバドミントン界をけん引していると言えるのが奈良岡選手。現時点での世界ランキングは6位ながら、2023年世界選手権では準優勝を果たしています。
バドミントンが盛んな青森市・浪岡町出身で父も元バドミントン選手。パリでは父にメダルを掛けることを目標にしています。チームに所属せず、自分でメニューやツアーを組んで取り組む自立したトレーニングスタイルも特徴。