「dynabook」ブランドが登場から35周年/GmailやGoogle ドライブなどのサイドパネルに「Gemini 1.5 Pro」を統合
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月23日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう! 【画像】Dynabook社が、dynabookブランド登場35周年を記念して特設サイトを開設した
「dynabook」ブランドが登場から35周年
東芝(現在のDynabook)が世界初をうたうノートPC「DynaBook J-3100 SS001」をリリースしたのは1989年のこと。そんなDynabookが国内向けPCに使ってきたブランド「dynabook」が35周年を迎える。あわせて特設サイトも開設している。 DynaBook J-3100 SS001が発売されたのは、1989年6月26日だ。当時は東芝が直接PC事業を手掛けていたが、2016年に子会社の東芝クライアントソリューション(TCS)にPC事業を譲渡。TCSは2018年10月にシャープの子会社となり、2019年1月に社名を「Dynabook」に改め現在に至っている。 特設サイトでは歴代daynabookを確認できる他、各種キャンペーンやイベント情報などを掲載している。抽選で1人に350万円相当のJTBトラベルギフトが当たるキャンペーンや、8月にベルサール秋葉原で開催される「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」なども案内されている。
GmailやGoogle ドライブなどのサイドパネルに「Gemini 1.5 Pro」を統合
米Googleは6月24日(現地時間)、Google Workspaceユーザーを対象に、Gmailやドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブのサイドパネルにGemini(Gemini 1.5 Pro)を統合すると発表した。即時リリースが適用されているドメインでは6月24日から完全展開し、スケジュールが適用されているドメインでは7月8日から段階的に展開する。 Gmailへの統合により、メールスレッドの要約や返信の提案、下書き作成のサポート、受信トレイ内のメールやGoogleドライブのファイルに対して質問したり、特定の情報を検索したりできるようになる。 また、Web版だけではなく、AndroidとiOSのGmailアプリでもGeminiが利用可能になる。Web版のサイドパネルと同様に、メールスレッドを分析したり、要約を表示したりできるようにもなる。 この機能を利用できるのは、Google Workspaceと、Gemini Business/Enterprise/Education/Education Premiumアドオンを合わせて契約しているユーザーだ。なお、一般アカウント向けには、英語で既に展開されており、日本からもGmailなどの言語を英語にすれば利用できる(税込み月額2900円のGemini Advanced契約が必要)。ただし、対応するプロンプトは英語のみだ。
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