オーナーが語る!「400X」ってぶっちゃけどうなのよ!?【オーナーレビューまとめ】
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。 今回は、「400X」についてオーナーの生の声をお届けします! 【画像】オーナーが語る!「400X」ってぶっちゃけどうなのよ!?(6枚) 2023年11月20日、情報を更新しました。
ぶっちゃけ400Xってこういうバイク!!
2013年発売。1度の商品改良を経て、2019年から2代目現行型となっています。 400Xは、SSのCBR400R、ネイキッドのCB400F(現在は廃止)とエンジン・車体を共用するモデルです。故に、ADVとしてみると高いスポーツ性を持っています。低中速域のトルクと高回転域のパワーを上手にミックスさせたエンジンなので、どんな場面でも不満なくアクセルに反応してくれとても扱いやすいのが走行面での特徴です。 ちなみにこのシリーズは上位に500cc(海外向け)もあります。排気量も車種もバリエーションがあるので、良い印象を受けていない人もいると思いますが、それは大きな間違いです。開発は元々400ccで行っているので、お下がりではありません。また、新規開発なのでそのコストも安くはありません。それをグローバルかつ多車種に展開することで、車体価格を抑えることができます。この車体とエンジンの共用は、四輪ではベンツもBMWもポルシェも当たり前に行っているので、なんら悪いことではありません。 2019年からの400Xは、初代に引き続き400Rとエンジン・骨格が共通ですが、兄弟とは思えないほどスタイリングが刷新されています。大きな変更はフロントタイヤの19インチ化です。大径となったことで、直進安定性が増し、悪路での走破性も高まります。さらに乗車姿勢も立つ方向に自動的に調整されるので快適性も上がります。スポーツ性能は高い上に、きちんとADVの機能性を備えたのです。 そんな400Xの評価ですが、高速道路を含む長距離走がラクと好評です。また、エンジン自体が400ccなので燃費性能でも高評価。スポーツ車と共用車体なので、平均速度も高く保てるようです。また、新型ではフラットダートを楽しむユーザーも多いようで、メーカーの狙いが上手にユーザーに伝わっているのではないでしょうか。 一方短所としては、ライトの光量が少ない、アンダーカバーといった防護部品を増やしてほしい。整備性が悪い、車体価格が高めといった点が挙げられています。しかし、根幹の部分に対する短所は見受けられません。総じて完成度は高いと言えるのではないでしょうか。 400Xは、車体がコンパクトで、性能は上位機種にも負けないものがあります。最新型では質感もかなり高くなったので、大型二輪からのダウンサイジングとして選んでも引けはないでしょう。機動性に優れる二輪に無くてはならない持て余さない性能は最高です。