くじゅう連山の北西部 九重町で新たな地熱発電所を建設へ 掘削調査の現場を公開 大分
大分放送
大分県九重町で新たに地熱発電の建設を目指し、15日から実施される掘削調査の現場が公開されました。 【写真を見る】くじゅう連山の北西部 九重町で新たな地熱発電所を建設へ 掘削調査の現場を公開 大分 九電みらいエナジーは、くじゅう連山の北西部にある九重町の泉水山北側で地熱発電の建設を目指していて、2022年から資源調査を行っています。 15日から掘削調査が始まるのを前に報道関係者に14日現地が公開されました。これまでの調査で推定した地下構造を基に2400メートルまで掘削して地質や温度・圧力のほか、地熱資源の存在を確認するということです。 (九電みらいエナジー・藤本顕治地熱開発部長)「資源の有望性は確認されていて近隣の井戸も噴気が吹いているので、温度は十分あると思います。これを有効に活用できるように努力していきたい」 九重町ではこのほかにも涌蓋山の東側と山下池の南側の2か所で地熱発電の建設に向けた調査が行われています。
大分放送