井上尚弥 次戦は「来月発表」統一王座に固執せず ＷＢＡ指名試合は流れに従う
ボクシングの世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（３１）と、弟でＷＢＡ世界バンタム級王者・井上拓真（２８）＝ともに大橋＝が２８日、都内で「井上尚弥・井上拓真出演！エキサイトマッチＳＰ『井上尚弥ＶＳネリ』『井上拓真ＶＳ石田匠』」（ＷＯＷＯＷライブ、ＷＯＷＯＷオンデマンドで７月１５日後９・００）の収録を行った。 尚弥は次戦について「来月のどこかで、また発表があると思う。その試合に向けて昨日からスパーリングを開始した」と説明。スパー相手は日本フェザー級６位の中野幹士（２８）＝帝拳＝で「サウスポーですね」と話した。次戦の有力候補である元ＩＢＦ王者、ＴＪドヘニー（３７）＝アイルランド＝はサウスポーだ。 また、ＷＢＡが、１位のムロジョン・アフマダリエフ（２９）＝ウズベキスタン＝との指名試合を９月２５日までに行うよう指示し、大橋ジムの大橋秀行会長（５９）が剥奪もやむなしという考えを示したが、尚弥も「ベルトにもうこだわりはない。剥奪されたって流れでも、返上したって流れでもどっちでもいい」と、統一王座に固執しない考えを示した。
