古豪リールを支えるモウリーニョの友人【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
今夏に高値で売却したのはペペとレオンだけではない
事実上のSDとしてリールのリクルーティングを取り仕切るカンポス。ポルトガル人の目利きは、今夏の移籍市場で100億円近い純益をクラブにもたらしている。(C) Getty Images
今夏の移籍市場でアーセナルにニコラ・ペペを、ミランにラファエウ・レオンを売却したリールは、タレント発掘のプロに支えられている。北フランスのこの古豪を移籍金で大儲けさせている“モウリーニョの友人”とは。（文：フランソワ・ヴェルドネ／訳：結城麻里 2019年10月３日発売 ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載） ―――◆―――◆――― アヤックス・アムステルダムに０―３の完敗を喫し、続くチェルシー戦、その先のバレンシア戦と予想されるのは厳しい戦いだ。今シーズンのチャンピオンズ・リーグ（CL）にグループステージから参戦しているリールは、いわゆるアウトサイダーでしかなく、決勝トーナメントに進出できる望みは薄いだろう。 とはいえ、北フランスのこの古豪がCLの本選に出場するのは2012―2013シーズン以来で７シーズンぶり。過去最高成績は2
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