女性で【年収500万円超～600万円以下】の給与所得者は少ない？目指しやすい業種も
日本の給与所得者の平均年収は今後、上昇していくのか
今後、私たちの賃金は上がっていくのでしょうか。過去8年の推移についても目を向けてみましょう。 平成26年（2014年）に平均年収が420万円であったものが、令和4年（2022年）に457万円ですから、8年で37万円の上昇です。 8年間の中でも、令和2年（2020年）から令和4年（2022年）の2年間での平均年収が22万円上昇し、伸び率が大きくなりつつあることがうかがえます。 政府の施策にも注目が集まりますが、業種や企業規模でも平均年収は異なります。個人の年収を考える時は、キャリアアップやキャリアチェンジも大きな鍵となるでしょう。
まとめにかえて
女性で年収500万円超～600万円以下の給与所得者の人数は136万9000人で、女性給与所得者の6.4％に当たることが分かりました。 給与所得者の過去2年間での平均収入は22万円上昇しており、今後も増えていくのか注目が集まります。 ただし、昨年は物価がかなり上昇したこともあり、賃上げのスピードが追いついていない懸念もあります。 政府の今後の政策はぜひ注目していきたいところですが、同時に個人でキャリアを見つめ直すことも必要になるでしょう。
参考資料
・国税庁「令和4年分 民間給与実態調査統計」 ・転職サービスdoda「平均年収ランキング」
LIMO編集部
