NTT、栃木に新データセンター 最大8千億円投資も、AI普及で
NTTグループが栃木県に大規模なデータセンターを新たに建設することが30日分かった。栃木県栃木市の産業団地の土地を取得する。生成人工知能(AI)の普及に伴い、国内でのデータセンター整備の需要が高まっている。今後、付近の土地で追加募集がある見通しで、取得に動いた場合の投資額は最大8千億円程度に増える可能性があるという。 NTTグループが取得するのは「栃木インター産業団地」(栃木市)の土地約13ヘクタール。栃木市はデータセンターや半導体関連事業者向けに土地の取得を呼びかけていた。 栃木市は、東京都から約1時間で到着できる点や電力、通信の環境を整えやすい点を売り込んでいた。