【新車】トルク向上&外装変更でパワーアップ!「CRF1100L アフリカツイン/アドベンチャースポーツES」3/21発売 価格据え置き163万9000円から
ホンダから大型アドベンチャースポーツ「CRF1100L Africa Twin<S>(アフリカツインS)」の2024年モデルが発売される。さらにビッグタンクを装備する「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES(アフリカツイン アドベンチャースポーツES)」、それぞれの「Dual Clutch Transmission(DCT)」バージョンも発売。全4バリエーションのラインナップ展開だ。 【画像】新型CRF1100L アフリカツイン/アドベンチャースポーツESをギャラリーで見る(9枚) いずれも昨年欧州で登場した、トルクアップしたエンジンや新形状外装を採用。さらにスタンダードは可動式スクリーンやチューブレスタイヤ、アドベンチャースポーツにはフロント19インチホイールの採用など、従来から大きく仕様を変更している。 発売は2024年3月21日(木)価格は仕様によって異なるが従来から変更はなく、スタンダードは163万9000円となる。
エンジン強化に加え、オンロードでの快適性を向上!スタンダードは<S>に一本化
2016年に発売された現行アフリカツインシリーズは、かつてのラリースタイルマシンの名を冠する大型アドベンチャースポーツ。当初は998ccの水冷並列2気筒エンジンを採用、同時にクラッチ操作不要でシフトチェンジが可能な「Dual Clutch Transmission(DCT)」バージョンも登場した。その後もスロットルバイワイヤ、ライディングモードセレクト、ETC2.0車載器搭載などの強化を受けながら、2020年モデルでは排気量を1,082ccに向上。ネーミングも「CRF1100L」に改められ、装備も見直されている。さらにロングフォークを装備し、オフロード走破性を高めた「<S>」も同時に登場した。 また、2018年に登場した「アドベンチャースポーツ」バージョンは、24Lの大型燃料タンクや専用サスペンションを採用し、より長距離へ適合したモデル。スタンダードの排気量アップ、仕様変更に伴ってこちらも順次装備が強化されており、DCTバージョン、電子制御サス装備の「ES」、スタンダード同様の「<S>」も登場。ユーザーの目的に合わせた多様なバリエーション展開で、ホンダのマルチパーパスモデルの筆頭として、海外を含めた多くのファンに愛されている。 今回発売となった2024年モデルは、2023年秋にミラノショー(EICMA)で登場した新仕様となる。エンジンの圧縮比を高めるとともに、最大トルクは11.4kg-m/5,500rpmに向上。またDCTの油圧フィードバック制御の見直しにより、より繊細なクラッチ接続を可能とした。これにより、低速時や発進時のコントロール性を高めている。また、フロントカウルには左右にダクトを新たに備え、ウィンドプロテクションを向上。高速・長距離の快適な走行をめざした。 バリエーション展開も変更された。スタンダードモデルはラインナップを終了。「CRF1100L アフリカツイン<S>」に一本化され、リアカウルの形状変更、アジャスタブルウィンドスクリーン、チューブレスタイヤの新採用といった装備の見直を受けている。アドベンチャースポーツは「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツES」となり、こちらは従来の「<S>」がラインナップを終了した。装備面ではフロントホイールが19インチに変更され、悪路走破性を向上させている。また、いずれにも「DCT」バージョンはラインナップされ、全4モデルの展開だ。 各仕様の発売は2024年3月21日(木)、価格は仕様によって異なり、スタンダード「CRF1100L アフリカツイン<S>」が163万9000円、「CRF1100L アフリカツインDCT<S>」が174万9000円。「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツES」は194万7000円、「CRF1100L アフリカツイン アドベンチャースポーツES DCT」は205万7000円だ。いずれも従来モデルから据え置きの価格となる。
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