永瀬拓矢九段、敗因となった終盤の歩の合駒に「相手玉の不詰め、自玉の詰む詰まないが見えてなかった」【王座戦第3局】
30日、京都市のウェスティン都ホテル京都で指された将棋の第72期王座戦第3局で藤井聡太王座(22)に156手で敗れ、昨年失ったタイトル奪還を0勝3敗で阻まれた永瀬拓矢九段(32)。敗因となった終盤の歩の合駒について「相手玉が不詰めとなることや、自玉の詰む詰まないが見えてなかった」と悔やんだ。 ◆藤井聡太王座と永瀬拓矢九段の王座戦第3局夕食メニュー【写真複数】 完敗に近かった前2局に比べて「唯一、よくなったと思った瞬間があった」とこの日の対局を振り返った。ただ「全体としてチャンスは少なかった」と反省。「ゼロから頑張りたい」と今後の抱負を口にした。
中日スポーツ