『虎に翼』画期的朝ドラは韓流ファンも吸収 NHK番組で「草なぎ剛にピタリ」の美人すぎる韓国人女優出演戦略
俳優の伊藤沙莉(29)が主演を務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』の第6話が4月8日に放送され、明律大学女子部法科の留学生に注目が集まった。 ■【画像】「チョナン~」“草なぎ剛にピタリ密着”の「美人すぎる」『虎に翼』出演の韓国人女優■ 朝ドラ110作目となる本作は、日本初の女性弁護士の1人であり、初の女性判事及び家庭裁判所長を務めた三淵嘉子さんの実話に基づくオリジナルストーリー。 第1週「女賢しくて牛売り損なう?」の平均世帯視聴率が16%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切ったことも話題を呼んだ。 第6話では「明律大学女子部法科」に入学した猪爪寅子(伊藤)。クラスには女子の憧れの的の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユキ/37)や留学生の崔香淑(ハ・ヨンス/33)らの姿も。やる気に満ちていた寅子だったが、新入生案内が終わると、山田よね(土居志央梨/31)から「ヘラヘラヘラヘラして鬱陶しい」と言い放たれ、しりもちをついてしまう――という展開となった。 「ヨンスさんは、小栗旬さん(41)主演、ヒロインを石原さとみさん(37)が務めた2012年の月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)の韓国版リメイク『リッチマン~嘘つきは恋の始まり~』でヒロインのキム・ボラを演じた俳優です。ドラマは各種配信サービスでも見られますから彼女を知っている日本のファンも少なくないでしょう。 それに稲垣吾郎さん(50)、草なぎ剛さん(49)、香取慎吾さん(47)が出演している『ワルイコあつまれ』(Eテレ)の『ワルイコハングル』で草なぎさんとも共演していますから、日本での知名度も徐々に高まっています」(制作会社関係者)
■「画期的構成&尾野真千子ナレーション」で絶好スタート
ヨンスは朝ドラ『虎に翼』で、朝鮮半島からの留学生で日本語が堪能、東京帝国大学で法律を学んだ兄の勧めで明律大学女子部に進学した崔香淑を演じている。ドラマでの彼女の姿に視聴者からは、 《ヨンスちゃん今日から虎翼登場したけど全然変わってなくて彼女の童顔ぶりに驚きました》 《ひときわ可愛いひとがいると思ったらワルイコハングルのヨンスちゃんだった》 《ワルイコあつまれでつよポンと「ワルイコハングル」で共演してるヨンスさんが出てた》 といった声が上がった。 「『虎に翼』は法律や男女平等問題がテーマなどの難しい話題を主軸にしていますから、スタート前は“大丈夫か?”と心配の声もあった。ところが、画期的な仕掛けや演出で第1週目から多くの視聴者の心をつかんでいます。 たとえば、朝ドラは通常、1週目はヒロインの幼少期を描くのですが、それをせずにいきなり主人公のお見合いの場面を描くなど、男女平等のテーマを意識した作りになっていた。明らかにイレギュラーなスタートでも数字が良かったということは、斬新なストーリーが視聴者に気に入ってもらえたということでしょう」(前出の制作会社関係者) 尾野真千子(42)のナレーションも奏功しているようだ。通常であればナレーションは状況説明に使われるが、今回は寅子の気持ちまで代弁。賢い寅子が声高に不満を述べると、攻撃的に感じてしまうが、尾野の抑揚の効いたナレーションで代弁することで、寅子のとげとげしさが取れるようだ。 尾野の声には、 《虎ちゃんを見守る真千子さん! 真千子さんの声はドラマ全体を包み込む感じで素晴らしい》 《尾野真千子さんの感情ののせ具合抜群のナレーション、本日も冴え渡ってます》 《尾野真千子さんのナレーション良すぎる!虎子のトーンに合ってて展開に没頭してた》 といった好評の声が寄せられている。