23年ぶりのトップ交代はあるのか?豊田真由子氏と日本共産党を分析!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年1月14日に公開された動画のテーマは……共産党 1月党大会で世代交代は? ゲストに元衆議院議員の豊田真由子氏をお招きし、日本共産党の委員長交代の可能性について語っていただきました。 23年ぶりのトップ交代はあるのか? 【このトピックのポイント】 ・委員長交代の可能性の背景には党の退潮傾向に対する危機感ありか ・野党共闘しなければ政権交代は難しいかもしれないが丸く収まる野党共闘の実現は難しい ・若い世代の中に政治に対する諦め感が広がっている
共産党・志位委員長の交代論浮上 田村智子氏が後継か
共産党の志位和夫委員長が1月15日から始まる党大会で、交代する可能性が浮上。後任には政策委員長の田村智子氏が取り沙汰されています。 豊田氏は田村氏の委員長就任については不透明としつつ、共産党が女性幹部の抜擢・ジェンダー平等に言及していること、また党の退潮傾向などを挙げ「刷新というか、何かしなければならないという風に思ってらっしゃるのでは」とコメントしました。 共産党は昨年の統一地方選挙で、それまで有していた議席の約1割にあたる135議席を減らしています。 共産党は国政、地方政治いずれにしても有権者の声を聞いて政策に反映していくスタイルの政治活動を維持するために、何らかのアクションの必要性を強く感じているのかもしれません。
また、豊田氏は「共産党さんは党の方針に忠実に皆さんが足並みを揃えて進んでいくことが力の1つ」とコメント。委員長人事と同様に、今後どのような方針が打ち出されるかも非常に重要なポイントだと続けました。 また、豊田氏は委員長という職務について、ポストに就いた人物の実力や経験もさることながら、組織に所属する人間からの評価も非常に重要だと語ります。 その上で、23年ぶりに委員長交代となったときに、「両方を力強く進めていくというのがすごく大変で頑張らなきゃいけない仕事だろうなって。どこの政党でも組織でもそうだと思いますけど」とコメントしました。