大岩ジャパンがウクライナを2-0撃破! 佐藤恵允&田中聡がゴール、パリ五輪の最終予選前最後の強化マッチを白星で飾る
48分に均衡を破る
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は3月25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦した。 【動画】佐藤の先制弾、田中の追加点でウクライナから2ゴール! パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ前最後の強化マッチで、日本は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。開始5分、敵陣でボールを奪った藤田譲瑠チマが縦パス供給。これをボックス手前で受けた荒木遼太郎が素早い反転からミドルを狙うも、わずかに枠を外れる。 22分には、敵陣深くでGKフェシュンのキックミスを拾った松木玖生のパスから、染野唯月がミドルを放ったが、決め切れない。 攻め立てる日本は32分、ペナルティエリア手前の右寄りで松木がFKを獲得。山田が直接狙うもGKフェシュンにセーブされる。さらにこれで得たCKの流れから、最後は松木がボレーを放つも、クロスバーを叩いた。 45分にはピンチを迎える。ボックス手前からシチに際どいシュートを浴びたが、GK小久保玲央ブライアンの好守で凌いだ。このままスコアレスで前半を終える。 後半に入り46分、日本は左サイドを突破すると、ボックス内に侵入した荒木がコントロールショットを放つも、GKフェシュンのファインセーブに阻まれる。 それでもその2分後、荒木の右CKから関根大輝がヘディングシュート。クロスバーに当たったボールを佐藤恵允が押し込んで先制点を奪った。 65分には細かいパスで右サイドを崩すと、荒木のラストパスから平河悠がシュートを狙ったが、相手にブロックされる。 76分、佐藤がドリブルで持ち上がりラストパス。こぼれ球を途中出場の田中聡が左足で流し込んで追加点を挙げた。 その後もウクライナにチャンスを与えず、2-0で勝利。大岩ジャパンは、4月に控えるパリ五輪アジア最終予選に弾みをつけた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部