館山署と鴨川署が準優勝 県警拳銃射撃大会の各部で(千葉県)
拳銃射撃の技術を競う「令和5年度県警拳銃射撃競技大会」が、東金市の県警察学校射撃場で開催され、署二部で館山署、署三部で鴨川署がそれぞれ準優勝した。 大会は、署二部が1チーム4人、署三部は3人で3種類の撃ち方を実施。1人5発ずつ10点満点の的を狙い、合計点を競った。
署二部には13署が出場。館山署からは、団体に齋藤正勝警部補(50)、河合淳警部補(49)、鈴木祐介巡査長(40)、土谷龍司巡査(24)が出場。競技の結果600点満点中、562点で準優勝した。齋藤警部補は1種目で満点賞を獲得。河合警部補は、15年連続出場がたたえられ県警本部長から賞誉を受けた。 個人の新人枠では、廣木未來巡査(24)が3種目合計126点と活躍した。 古川駐在所の土谷巡査は「大会は独特の緊張感があったが、皆さんの協力もあり練習の成果を発揮することができた。引き続き強い警察を体現し、地域の安全安心を守っていきたい」と話した。
鴨川署は、14署による署三部に出場。団体では、福田龍彦警部補(59)、大谷諒巡査長(30)、尾形猛竜巡査長(26)が出場し、450点満点中、414点で準優勝となった。このうち、大谷巡査長は1種目で満点賞を受けた。また、個人の新人枠で初出場した濵田諒佳巡査(25)が、3種合計124点と健闘した。 生活安全課の福田警部補は「署として一体感を持って挑むことができた。日ごろから管内の犯罪抑止、事故予防などに努めているが、いざというときにも力が発揮できるという自信を持って、日々の職務に当たりたい」と話していた。