島田麻央が攻めて2位「自分に打ち勝てた」 フィギュア全日本選手権
フィギュアスケートの全日本選手権最終日は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、女子はジュニアで16歳の島田麻央(木下グループ)がSP、フリーとも2位の219・00点で自己最高の2位に入った。 得点が表示されるとジュニアの島田は目を丸くした。フリー143・42点の高得点をマーク。2位に食い込み「自分に打ち勝つことができた」と納得顔だった。 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、回転不足を取られたものの着氷をこらえた。続く4回転トーループは転倒。その後はミスを引きずらずに全てのジャンプを成功させ、「大きなミスを一つに抑えたのはよかった」と安堵した。過去2大会の3位から順位を1つ上げた16歳は「来年は優勝したい思いも少し出てきた」とにんまりと笑った。(久保まりな)