藤沢の遊行寺が来年「開山700年」 本堂が初のライトアップ
藤沢市西富の時宗総本山遊行寺で22日まで、国の登録有形文化財の本堂や高さ約21メートルの「大(おお)イチョウ」などがライトアップされている。 【写真で見る】藤沢の遊行寺が来年「開山700年」 本堂が初のライトアップ 遊行寺は、1325年に呑海(どんかい)上人によって創建され、2025年に「開山700年」を迎える。LED照明が参道や寺務所などにも設置され、厳かな雰囲気を演出。市民らが大イチョウの落葉の上を歩き、幻想的な冬の夜の光景を楽しんでいる。同寺に隣接する藤嶺学園藤沢中学・高校の生徒や、湘南工科大の学生による光のアート作品も書院などに展示されている。 同寺は「地域の歴史や文化が後世に受け継がれるよう企画した。来年2月の開山忌も楽しみにしてほしい」と話している。 ライトアップは午後4時半~同8時。問い合わせは、同寺電話0466(22)2063。
神奈川新聞社