朝日と産経の直接対決!?朝刊1面を徹底比較!総理の政倫審出席をどう分析する?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
「水と油で意見が一致している部分っていうのは真実相当性が高い」と続けました。一方で、異なる報じ方でもそれは間違いでないともコメント。それぞれ異なる視点から見たことで生まれる違いであり、「正解は1つではない」と語りました。 今野氏「産経と朝日両方読むとちょうどいい」 ここで水内氏は政倫審のニュースに言及。見出し、内容共に2紙が同様の内容を報じています。 この点について水内氏は「物事の問題がどこにあるのかっていう認識は押しなべて同じようなところを見ている」とコメント。「1番悪いのは5人衆がはっきり出てこないところに一番の根幹があったと思う」と解説しました。
政倫審については、2月28日の午前中に岸田総理が出席を明らかにし、それに続いて5人衆の出席が決定。水内氏は「最初からやっとけよという気はする」とコメントし、今野氏も「かっこ悪かったですね」と同意しました。 今回の裏金問題について説明と責任を求める声は高まっており、それが自民党への批判につながっていると水内氏。「(政倫審を)きっちりやらないと物事が前に進まない。その辺の問題意識はうち(産経)も朝日さんも同じだったと思う」とコメントしました。 岸田総理が政倫審への出席を決めたことについては今野氏も水内氏も驚きがあったとのこと。今野氏は安倍派5人衆を政倫審に引っぱり出すことに成功した一方で、岸田総理自身も同じ土俵に乗ることになったとし、「乾坤一擲」と評価しました。 ただ、両氏とも政倫審自体はあくまで政治家の弁明の場であり、偽証罪に問われない極めて緩い場であるとの見解で一致。そのような場であっても出席するかどうかで揉めることが「今回の病巣」と水内氏は分析しました。 さらに、安倍派5人衆の中には総理を目指すと公言している政治家もいますが、このように揉める姿をみて中堅・若手がついてくるのかは疑問であるとし、「ここまでで負った傷ってすごく大きい」とまとめました。
最後に2紙の違いについて、今野氏は同じニュースでも視点の違いが生まれるとコメント。1つではなく、複数の新聞を見比べてみると新たな発見があるかもしれません。