イランによる大規模攻撃にイスラエルが対抗措置をとる構えを見せる中、イランは、イスラエルが報復すればさらに激しく反撃すると警告しています。 イスラエル軍のハガリ報道官は日本時間14日午後に会見し、攻撃は、イランからだけでなくイエメンやイラクからも行われたと述べました。300以上の無人機とミサイルが使われたとした上で、99％を迎撃したと主張しました。 また、イスラエル軍は今後とりうる選択肢について、いつでも実行に移すことができるとイラン側をけん制しました。 また、今回の大規模攻撃の後にイランが後ろ盾になっているシーア派組織ヒズボラの拠点を攻撃したとする映像を公開しました。 一方、イラン軍の参謀総長は「作戦を継続するつもりはないが、イスラエルの政権が報復すれば、次の作戦はさらに大規模なものになるだろう」としています。 さらに「アメリカがイスラエルを支援すれば、アメリカ軍の基地が攻撃対象となると伝えた」ということです。 今後のイスラエルの出方次第では報復の連鎖に陥るおそれもあり、緊迫した状況が続いています。