富山大、県内3社と命名権締結 金森産業(高岡)スギノマシン(滑川)iソフト(富山)
富山大は、県内3社とネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。締結は3社が初めてで、五福キャンパスの施設の愛称に企業の名称などを入れる。国の運営費交付金が減る中、新たな財源確保を目指し、昨年12月から命名権の契約パートナーを募集していた。 締結したのは金森産業(高岡市昭和町)、スギノマシン(滑川市栗山)、iソフト(富山市南新町)の3社で契約期間は1日から5年間。企業側は認知度やイメージ向上、リクルート活動の推進につなげる考えだ。 施設の愛称は、学生会館ホールが「金森産業ホール」、学生会館ラウンジは「スギノマシンラウンジ」、中央図書館アクティブ・ラーニングゾーンは「isoft #NO LIMITS ゾーン(アイソフトノーリミッツゾーン)」とする。 同大は五福キャンパスの命名権料の最低額を各施設年間80~150万円に設定。各企業との契約金額は公表していない。