杏の主演作「かくしごと」中須翔真、佐津川愛美、奥田瑛二ら捉えた場面写真解禁
映画「かくしごと」に出演する中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、安藤政信、奥田瑛二の姿を捉えた場面写真が一挙解禁。あわせて各キャストによるコメントが到着した。 【画像】「かくしごと」で主演・杏の父親を演じた奥田瑛二 北國浩二による小説「嘘」を映画化した本作は、1つの嘘をきっかけに子を守る母親の強烈な愛と嘘が描かれるヒューマンミステリー。長年確執のあった認知症の父親の介護のため田舎へ戻った千紗子は、事故で記憶を失った少年を助ける。そして少年に虐待の痕を見つけた彼女は自分が母親だと嘘をつき、少年と暮らし始めるのだった。杏が千紗子を演じ、「生きてるだけで、愛。」の関根光才が監督と脚本を担った。 中須が少年、佐津川がシングルマザーで千紗子の友人・久江、酒向が地元の医者・亀田を演じ、安藤政信が少年の父、奥田瑛二が千紗子の父・孝蔵に扮した。場面写真には各キャラクターの姿が収められている。関根は芝居について事前に打ち合わせをしなかったそうで「最初に皆さんにご自身としてやってくださって大丈夫ですって話をしました。自分を消して自分以外の誰かになろうとするよりも、キャラクターの中にある自分らしさ、自分である部分をプルアウトして演じていただきたいとお話しました。結果、キャストの皆さんとは同じ方向を向けたと思っています」と語っている。 中須は「台本を読まずに来てくださいと監督に言われたのですごく不安でしたが、監督、スタッフさん、杏さん、奥田さん、共演の皆さんが優しくして下さったので自由に演技をする事が出来ました」と、佐津川は「愛とは、家族とは、観終わったときに溢れ出る気持ちが止まりませんでした」とコメント。奥田は「人にはそれぞれの背中がある。母として、娘としての背中、父としての背中、そして幼子の背中。日常、それらの背中には幾つもの気配がある。その気配をこの映画『かくしごと』は語っている。アナタは身近な人の気配を感じていますか?」と語った。酒向、安藤のコメントは以下に掲載している。 「かくしごと」は6月7日に公開される東京・TOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国でロードショー。 ■ 中須翔真 コメント 出演が決まったと聞いた時はとても嬉しかったです。 台本を読まずに来てくださいと監督に言われたのですごく不安でしたが、監督、スタッフさん、杏さん、奥田さん、共演の皆さんが優しくして下さったので自由に演技をする事が出来ました。 たくさんの方に見て頂きたいです。 ■ 佐津川愛美 コメント 豊かな自然の中、あぁ、しっかりと映画を撮っているなぁと心から感じられた撮影期間でした。愛とは、家族とは、観終わったときに溢れ出る気持ちが止まりませんでした。 ぜひ劇場で、静かに感じて頂ければと思います。 ■ 酒向芳 コメント 転がりゆく嘘という小さな玉は、坂を下っていくごとに大きくなっていく。やがて、自分の手では押し戻すことが出来なくなるぐらい大きくなった嘘玉は、もう坂の上に押し戻すことは出来ない。じゃどうする。答えは一つではないと思う。観る人の数の分だけあるのではないでしょうか。 ■ 安藤政信 コメント この作品の脚本を読んだ時 何度泣いたのか数えきれなかった 孤独 不安 拒絶 共感 人間のもっている全ての感じを 温もりの情け深い心で きずが回復していく様な気持ちになる作品で 是非出演したいと思いました ■ 奥田瑛二 コメント 人にはそれぞれの背中がある。 母として、娘としての背中、父としての背中、そして幼子の背中。 日常、それらの背中には幾つもの気配がある。 その気配をこの映画「かくしごと」は語っている。 アナタは身近な人の気配を感じていますか? (c)2024「かくしごと」製作委員会