屋根全体を水しぶきが覆うことを確認 岩手県の指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」で延焼を防ぐ放水銃の稼働訓練 陸前高田市
IBC岩手放送
東日本大震災で全壊し、復旧作業が進んでいる陸前高田市の県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」で17日、火災からの延焼を防ぐ放水銃の稼働訓練が行われました。 【写真を見る】屋根全体を水しぶきが覆うことを確認 岩手県の指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」で延焼を防ぐ放水銃の稼働訓練 陸前高田市 きのうは合図とともに主屋の前後に設置された2基の放水銃から水が屋根を超える高さまで発射され、屋根全体を水しぶきが覆うことを確認しました。 放水銃は1分間に300リットルを放水し、山林火災などの延焼から主屋を守る役割を果たします。 旧吉田家住宅主屋は仙台藩主・伊達政宗から大肝入に任命された吉田家が1802年に建てたもので、震災で全壊し、2025年5月の一般公開に向け復旧作業が進められています。
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