角田裕毅（RB）の入賞を喜ぶメンバー。この時はまだ8位だった(C)Red Bull Content Pool

F1第3戦オーストラリアGP（メルボルン、アルバート・パーク・サーキット）の決勝レースを終えた角田裕毅（RB）が次のように語った。 ●リザルト更新：【F1第3戦オーストラリアGP】決勝レースのタイム結果、周回数、ピット回数 角田裕毅は、チームにとって今季初入賞となる8位でフィニッシュしたが、レース後に順位変動があった。 6位フィニッシュのフェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）に20秒のタイムペナルティが科せられた結果、アロンソは8位へ降格となった。 この結果、チームメイトのランス・ストロールは7位から6位へ、角田裕毅（RB）は8位から7位へ順位を上げることになった。 角田裕毅は貴重な6ポイントを獲得し、チームの単独6位に貢献。自身のドライバーズ・ランキングはルイス・ハミルトン（メルセデス）に迫る11位につけた。この勢いのまま、F1日本GPの開催地である鈴鹿サーキットへ向かうことになる。 ■角田裕毅（RB） 決勝レース：8位フィニッシュ（レース後7位へ繰り上がり） 「ようやくトップ10フィニッシュを果たすことができました、チームは間違いなくそれに値しますし、とても嬉しいです！」 「今週末はとても安定していましたし、クルマはすぐに良いフィーリングになったので、今日は全てをまとめあげてクリーンなレースをして、このタイトな中団争いでポイントを獲得する必要があったのですが、達成できました」 「僕たちはミスを犯さず、チームにも僕にも、次のレースに向けて自信を持って進むことが大切でした。クリーンなレースをするのは簡単そうかもしれませんが、ここ2レースはフラストレーションが溜まっていたので、今日8位でフィニッシュできたのは、生産的な再構築の成果があったからこそだと思います」 「チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、レースごとに大きく進歩しているのがわかります。同じメルボルンでも、今年と昨年のマシンの違いは印象的です。クルマに注ぎ込んだ作業量は膨大で、その成果は間違いなく出ています」 「正直なところ、他のチームがかなりペースを上げてきたので、レースはそれほど簡単ではなかったですが、自分たちのパフォーマンスとチャンスを最大限に生かすことができてとても満足しています」 「最後にジョージ（ラッセル／メルセデス）が無事だったと聞いて良かったです」 ■F1日本GPでの初ポイント獲得目指す！ 「今週末の全てが、日本へ向かう最高の方法ですし、特にこの結果を踏まえると、少なくとも日本のファンに希望を与えることができたと思います」 「僕のホームグランプリでポイントを獲得したことはないですが、クルマの調子は良いので今年もまた挑戦します」 「毎週自分をリセットしてきましたし、クルマは昨年とは違ってとても安定しているので、それが強みです」 「僕自身は、これまでのレースから学び、チームのために何ができるかに集中しています。今は僕たちが良くなるために分析し、リセットして、日本で再び頑張る時です！」